株式会社サンクビット

施工手順

性能を最大限に引き出すにためには、正しい施工手順で作業を行うことが不可欠。
アウサレーション工法の施工上のポイントをいくつか紹介します。

コンクリート造の場合

手順1

ジェネシス(接着樹脂材)と普通ポルトランドセメントを質量比1:1で混ぜ合わせ、樹脂モルタルを作製します。その際、樹脂モルタルの粘度は加水しながら調整してます。
樹脂モルタルは、躯体とドライビットボードの接着、バックラップ用ディテールメッシュ(はりつけ含む)、ベースコート用スタンダードメッシュの伏せ込みに使用します。

手順2

外壁最下端部や軒天部、開口部周りなどに樹脂モルタルを塗り、補強用のメッシュ(ディテールメッシュ)の端部をはり付けます。(バックラップ用巻き返しメッシュのはり付け)

手順3

ドライビットボードの裏面全体に、櫛目の付いた鏝(ドライビット社指定)を用いて櫛目状(不陸3mm未満)に塗りつけます。その際、櫛目の方向が地上面に対して垂直縦方向になるように躯体にはりつけます。

手順4

ドライビットボードを連続して水平にはり付けていきます。
4-1.平面部では、馬目地状(レンガ目地状)になるようにはり付けます。
4-2.出隅部分の垂直のジョイントは、垂直部のジョイント部分が一直線にならないように交互にはりつけます。

手順5

ドライビットボードを躯体にはり付けた後、壁全体を定木(2~4列のボードの長さ)でおさえ、表面が平滑であることを確認します。(ドライビットボードはり付け後、完全に硬化するまで4℃以上で、最低24時間の養生期間を設けてください)

手順6

ドライビットボード接合部に隙間(1.5㎜を超)がある場合は、ドライビットボードを小片(クサビ型)に加工したものを埋め込み隙間をなくします。ドライビットボードの表面をサンディングしドライビットボード表面を平滑にします。

手順7

手順2で躯体にはり付けたメッシュを巻き上げ、ドライビットボード小口面含めて樹脂モルタルで塗りつけて覆います(バックラップ)。
スタンダードメッシュを必要な長さにカットします。
ドライビットボードの表面に樹脂モルタルを鏝で塗りつけます。その際、樹脂モルタルをスタンダードメッシュのサイズよりも少し広めになるように塗りつけて、準備したスタンダードメッシュを伏せ込みます。
スタンダードメッシュは四方少なくとも65mmの重ね代を設けなければなりません。
※オプション:耐衝撃仕様に用いるパンザーメッシュはつきつけではりつけし、重ね代は設けないように施工してください。
スタンダードメッシュは、壁面全体でコーナー含めてしっかりと「しわ」ができないように塗り付け、樹脂モルタルでドライビットボード表面を完全に伏せ込んでベースコートを形成します。




手順8

フィニッシュコートの容器にカラーの色粉(フィニッシュコート1容器に対しカラー1缶)を混ぜ合わせてフィニッシュコート(仕上げ材)を作製します。

鏝で仕上げる場合

乾燥したベースコートの上にステンレス製の鏝を使用してフィニッシュコートを塗りつけ、プラスチック鏝等を用いて模様付けを行います。
鏝さばきの統一や同種の道具を使用し、骨材が均一に転がす要領で表面仕上げとします。

なお、スプレー等を用いて吹きつけ仕上げする場合も、同様に表面の模様が均一になるように塗り付けて施工します。

【 注意事項 】

  1. 施工時および施工後の養生温度の気温、気象条件に注意して、降雨・降雪を避け、気温が4℃以下での施工を避けてください。
    施工時および施工後の気温が4℃を下回ると、樹脂モルタルおよびフィニッシュコートが硬化不良を起こす可能性があります。そのため、施工後も24時間以上、4℃以上を保つようにしてください。寒冷地域での寒冷期にやむを得ず施工する場合には、シートを用いて養生しジェットヒーター等で採暖しながら施工してください。
  2. ドライビットボードを長期間屋外で保管する場合には、ブルーシート等で直射日光があたらないように養生してください。また、ジェネシスおよびフィニッシュコートの容器は、気温4℃以上35℃以下で保管するようにしてください。
  3. 躯体(コンクリート)の打ち継ぎ目地の処理、ジャンカ等の補修を事前に確認してください。その他、下地の不陸が2mにつき8㎜程度以下となっていることを確認してください。

下地がALCパネル、木造外張り断熱仕様の場合、また改修工事の場合につきましては、別途技術資料を確認願います。

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